FSC🄬認証が必要なのは誰でしょうか?
上記のイラストはFM認証(森林管理認証)がチェックを受ける10の原則です。(FSCジャパン出典)
FSC🄬認証ですが、認証取得者のチェーンをつなぐことで、認証材を原料として製造した製品を認証製品として販売することが可能となります。もっと具体的に言うと、認証製品は、認証林から産出された認証材が非認証材と混ざらずにできた製品であり、その製品はFSCのロゴマークをつけて販売することができる事になります。
では、だれが認証をとれば認証製品を作る事ができるのでしょうか?
認証林は、認証は必要で認証取得者となります。
認証林は認証制度の根幹と言えます。
なぜかと言うと、認証林がなければ認証製品を作ることができません。
当たり前な事を書いてしまいました。
でも一番大切な所なので書かせて頂きました。
認証の中で一番目立つことのない、一番苦労されているのが認証林だからです。
この件は、後日ブログで詳しく紹介します。
認証林は、認証機関(第三者)から10の原則についてチェックを受けます。
このチェックは年1回行われます。
認証は5年単位で更新します。
5年の最初の1年は更新審査、あとの4年は年次監査となります。
ここまでがFM認証(森林管理認証)と言われる部分です。
これからは、COC認証(加工流通認証)となります。
COC認証は、FM認証と同じく5年単位で更新します。
5年の最初の1年は更新審査、あとの4年は年次審査となります。
審査内容は、基本は認証製品が認証材でのみで出来ているか、非認証材と混ざらずに製造しているかチェックを受けます。
COC認証取得者は、先ほどのFM認証取得者から、立木を買って丸太を生産したり、その丸太を購入して製材を行ったり、チップを生産する企業だったり、その後の木工屋さんや家具屋さんだったり、製紙会社や印刷会社だったりします。
簡単に言うと、例外もあるのですが基本は、認証材の所有権を持って原料や製品を変形させる企業は必要となります。
逆に言うと、所有権を持たない企業、認証製品を変形させない企業は不要となります。
例えば材料や認証製品を輸送する運送屋さん(所有権無し)や、商社や小売店(認証製品を変形させない場合に限る)です。
認証製品を変形させる歳が非認証材が認証製品に混ざる可能性が高いので認証を取得しチェックを受ける事で、認証製品の信頼性を担保しています。
この厳しい規格が、認証製品の信頼性を高め、FSC認証の価値を築いていると私は思っています。
FSC認証製品に興味が湧きましたか?
堀内ウッドクラフトでは、17年COC認証を維持して認証製品を作り続けています。
認証製品の販売サイトで購入も可能です。
堀内ウッドクラフト認証製品販売サイト
よろしくお願いします。
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